
屋久島・安房の地で、生まれたプロジェクト。
舞のグループ「古踊 あまのことほぎ」の新たな衣装となる布に、
夜明けとともに即興で50メートルの絵を描きます。
描くのは、安房の自然の中。
空が明け、光が差し、鳥がさえずり、山が見守るその時間。
そこにあるすべてが、絵の一部となってくれると信じています。
このプロジェクトは、屋久島出身のちぐささん(古踊 (こどう)あまのことほぎ主宰)との
ご縁から始まりました。
「古踊 あまのことほぎ」さんたちの踊りには、
島への深い感謝と祈りが込められています。
「まつばんだ」という屋久島の自然を歌った曲とともに踊るその姿に、
私はとても心を動かされました。
そして今回、踊りのための新しい衣装となる布に、
私が絵を描かせていただくことになりました。
描くのは私ですが、私一人で描くのではありません。
この地の自然、地球の自然、プロジェクトの仲間たち、
そして静かに見守ってくださる皆さま、
目には見えないけどいつもある生命の源と響き合いながら、
私はできるだけ自分を空っぽにして、 筆を運びたいと思っています。
描かれるのは、祈りで「響き」。 源の響き。
見えないものとともに、形を超えた何かが、生まれていきますように。
◎
イベントページ
【屋久島の自然とともに描く50メートルの絵】 〜古踊(こどう) あまのことほぎ 響きの布〜
「古踊 あまのことほぎ」の新たな衣装となる布に、この地の自然と美しさと響きあい即興の響きと祈りを描きます。
【とき】 2025年5月27日(火)
新月 夜明けの空とともに描き始めます。
午前5:00頃〜8:00頃 描画(※日の出 5:17)
12:00頃まで 布の展示(※新月 12:02)
※雨天順延 観覧自由
【開催場所】
安房・如竹通り
カフェスマイリー前
屋久島に暮らす喜びや、感謝が、 響きあうように、
安房から全体へと広がっていく。
企画:うぶ声
〈うまれる つながる ひびきあう〉
安房出身「古踊 あまのことほぎ」主宰ちぐさと、安房にゆかりのある画家・向井晶子のご縁から生まれたプロジェクト