誕生日に森で出会った栂の木 ― 屋久島で受け取った静かなメッセージ ―

先日の誕生日。
森を歩きました。
はじめて会う立派な栂の木の下で、ゆっくりと過ごしました。

栂の木のことを知ったのは、屋久島に移住する前に見た夢でした。

———

屋久島に引っ越す直前、ある夢を見ました。
頭に孫悟空のような黒い輪っかがあり、ギュウギュウ締め付けられて痛かった私の輪っかを、
誰かが、驚くほどやさしく、そっと外してくれたのです。

「ありがとうございます!お名前を教えてください」と見上げて尋ねると、その大きな存在は「ツガです」と答えました。

目覚めてすぐ「ツガ」を調べると、屋久島の標高の高い山々にある樹木の名前だとわかりました。

詳しくはこちらの記事に

森の声は、ささやか。
決して声高ではありません。

・嘘の声(音)を聞かないで。本当の声だけを聞くこと。

・輪っかを外したのに、また自分で作らないこと。


・風を、エネルギーを吹き抜かせること。流れを滞らせないこと。


・冬の森を吹き抜ける風は冷たいけれど、冷たくない。

それもまた、〈愛〉(源)。

・すでに、ある。あなたは、ある。
 何も付け足さなくていいし、これ以上探さなくていい。
 ただ、本来の「ある」を発揮させていくだけ。

・〈源〉から来ていないものは、この世にひとつもない。

・ただ、ある。ただ、唄う。鳥のように。

・月を指す指は、月ではない。
 その先を見る。根源を、感じる。

このような感じのことを受け取りました。

もっとシンプルに、余計なことは考えず、源の光を発揮させてゆきます。

「月を指す指」とは、仏教の教えに由来する「指月の譬え(ゆびつきのたとえ)」のことで、
手段(指)に囚われて目的(月=真理・悟り)を見失うことを戒める言葉です。
お釈迦様が教えを説く際に用いた言葉や経典(指)は、悟りという真理(月)を
示すための道具に過ぎず、言葉そのものに執着して本質を見誤ってはならない、という教えです。 
「仏陀の説いたことのすべては、月をさす指であると理解しなければならない」

2026/1/17